■熊野古道自然学校「親子で親しむ川の生きもの」■

■開催日時

令和4年8月27日（土）

午前9時30分～正午

■開催場所

■内容

今回は、尾鷲市矢ノ川にて、小学生と保護者を対象に水生生物の観察会を行います。

危険なイメージもある川遊びへのハードルを下げレジャーのひとつに取り入れていただきたく、保護者の参加もお願いいたします。

自然と触れ合うことの重要性は、自然愛を深めるという意味にとどまらず、自律神経の調整や大脳の活動、ストレス耐性など、子どもの発育にとても大きな影響を及ぼすことが、医師や教育者、メンタルヘルスの専門家たちの研究によって明らかになりつつあります。しかし現実ではその機会は減少しています。

矢ノ川は尾鷲市街ちかくを流れる身近な川ですが、三重県水質ランキングにおいて、2021年時点で7年連続第一位の水質であることは意外と知られていません。矢ノ川では、川岸の石を転がすと清流でしか生きられないニンギョウトビゲラやナミヒラタカゲロウがあらわれ、ハゼとともに網で捕まえることができます。

本観察会では、熊野自然保護連絡協議会会員の東邦光氏を講師に迎え、身近に生息している水生生物を発見・観察する方法を習得するほか、水生生物による川の水環境評価方法にもふれ自然に恵まれた地域であることを科学的にも学びます。

■その他